最近、日本企業でも「インド人材を採用したい」という声が急速に高まっています。
特にITやエンジニアリング分野では、世界トップレベルの理系人材を多く輩出するインドの魅力に注目が集まっています。
しかし、いざ採用となると多くの企業が直面するのが「新卒か?中途か?」という問いです。
それぞれの採用形態には明確なメリット・デメリットがあり、その違いを理解することが、インド人材採用の成功に直結します。
1.中途採用のメリット・デメリット
2.新卒採用のメリット・デメリット
3. 中途 vs 新卒の使い分け
4. Global Career Labの支援体制
5. インド人材は“文化的相性”も良好?
6. まとめ
■中途採用|即戦力を求めるならこちら
▷メリット
- 即戦力としての活躍が期待できる
現場経験のあるエンジニアやマネージャーを採用でき、採用後すぐにプロジェクトにアサイン可能。
- 教育コストが低い
すでにスキルを持っているため、最小限の研修で業務に入れる。
- ビザ手続きがスムーズなケースも多い
一定の年収要件や職歴がある分、申請も通りやすい傾向に。
▷デメリット
- 採用競争が激しい
欧米企業やインド国内のスタートアップなど、魅力的なオファーが多数あるため、“選ばれる企業”になる努力が必要。
- 文化適応のハードル
自分のやり方を確立している分、日本の企業文化に馴染むまでに時間がかかることも。
- 早期離職リスク
条件の齟齬やカルチャーギャップにより、短期間で離職するケースも。
■新卒採用|将来を見据え育成したいなら
▷メリット
- 企業文化に馴染みやすい
柔軟な価値観を持ち、育成することで自社のカルチャーに自然と溶け込んでくれる。
- 定着率が高い
キャリア初期から日本で働くことを希望しており、長期的な関係性が築きやすい。
- 学生との接点が広がる
インド工科大学(IIT)などでのキャンパスリクルーティングを活用すれば、一度に複数の優秀人材と出会える。
▷デメリット
- 育成に時間がかかる
社会人経験がないため、入社後すぐに成果を出すのは難しい。
- 採用・フォローに手間がかかる
内定後の日本語教育、生活準備、メンタルサポートなどが不可欠。
- 文化や仕事観の理解にギャップが生じることも
日本企業についての知識が浅く、イメージとのズレでミスマッチになるケースも。
■どう選ぶ?中途 vs 新卒の使い分け
採用目的に応じて、適切な選択をするのがポイントです。
採用目的 | おすすめの採用形態 |
急ぎの人材補充、専門スキル重視 | 中途採用 |
将来の幹部候補育成、自社文化への共鳴 | 新卒採用 |
■Global Career Labの支援体制
Global Career Labでは、以下のような包括的なサポートを提供しています。
▷中途採用におけるサポート
- インド人材に精通した日本人コンサルタントが求人票の作成から入社までのプロセスをワンストップでサポート
▷新卒採用におけるサポート
- インドトップ大学との連携による優秀人材の紹介
- 選考、ビザ申請、日本語研修、生活支援まで一貫対応
- 現地での採用イベント・インターンの企画運営
- 入社前後のフォロー体制の構築
Iインド人材は“文化的相性”も良好?
「インドと日本では文化が違いすぎるのでは?」と思うかもしれませんが、意外にも相性は悪くありません。
インドには「敬意」「年長者への尊重」「チーム意識」など、日本企業にも通じる価値観があります。また、英語力が高く、責任感があり、柔軟な発想を持った若者が多いため、うまくフィットすれば長期的な戦力になってくれる可能性は非常に高いです。
まとめ
インド人材の採用は、新卒と中途で“求めるゴール”が大きく異なります。
「すぐに活躍してほしい」なら中途、「将来を見据えて育てたい」なら新卒。
重要なのは、自社のフェーズに合った戦略を立てること。
そして何より、“関係性を丁寧に築いていくこと”が、グローバル人材採用成功の鍵です。
Global Career Labでは、インドを中心としたグローバル人材採用を総合的にサポートしています。
インド人材の採用に関心のある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。