
【課題/採用した目的】
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グローバルでIT運用が分断:海外子会社ごとにツールや手順が異なり、統合計画が遅延しがちだった。
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既存の日本人メンバーで海外子会社のメンバーと英語でやり取りできる人材がいなかった
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社内リソース的にも足りておらず、ベンダー依存度が高い状況が続いており、また日本本社の負荷が大きかった。
【採用人材の特徴・ポイント】
・グローバル企業のIT部門で豊富な経験を持ち、複数拠点のシステム統合やセキュリティ管理を担当してきたITマネージャーを採用。
・インフラからアプリケーションまで幅広い知見を持ち、日本語と英語のバイリンガルスキルを活かして、日本本社のITチームと海外子会社の現地メンバー双方と円滑にコミュニケーションを取れる人材を登用。
・ 海外子会社や海外のベンダーとのやり取りも多いポジションであったため、職務経験と合わせてコミュニケーション能力や調整力を重視して採用。
・日本語スキルについては、入社後に上達すれば良いと考え、入社時には高いレベルを求めなかった。
【入社後にアサインした業務】
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アジアを中心とした海外子会社のIT基盤整備・標準化
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コロナ禍における在宅勤務・ハイブリッド勤務環境の構築(リモートアクセスシステム、クラウドツール導入)
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情報セキュリティ強化策の立案・実行(多要素認証、データ暗号化、アクセス権限管理)
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各拠点の老朽化システムの刷新、クラウド環境への移行プロジェクト推進
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海外拠点でのITトレーニングやサポート体制構築
【効果・成果】
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日本本社と連携しながら、海外子会社への在宅勤務対応システムを短期間で導入し、コロナ禍でも業務を継続
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日本語・英語のバイリンガル対応により、現地担当者と直接やり取りしながらシステム導入・刷新をスムーズに推進
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全拠点のITセキュリティ基準を統一し、業務効率化によるIT関連コスト削減と、情報共有スピードの向上を実現
【まとめ】
・海外子会社ごとに分断したIT運用、英語ができる社内リソース不足によるベンダー依存という課題に対して、バイリンガルのITマネージャーを採用。
・入社時の日本語は必須水準にこだわらず、職務経験とコミュニケーション/調整力を重視した。
・入社後は本社と連携しつつ、在宅対応を導入のためのシステム構築を実現。
・現地担当者と直接英語でやり取りする事で、新しいシステムの導入・刷新が円滑化。